千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

ラフ・下書き・清書(ペン入れ)

私の場合、どうもGペンで清書したものより、ラフや下書きの方が絵が生きてるし色々と良い様に思う。そして筆で清書してる時は、ラフや下書きよりも絵が生きている。これについては色々と思うところがありますが、結局Gペンがまだ身に付いていないからではないか、とか、Gペンではこうあるべきという無意識の固定観念が強く、自由に使えていないというところに原因があるように思う。実際、筆という道具は祖父が書道の先生だったこともあり、昔から身近で、鉛筆くらい適当に、気ままに使うことができると思っている。しかしGペンだと、いや、漫画という枠についてもそうなのですが、他人のを意識してしまうというか、あるべき論がでてきてしまうというか、そう、正しい使い方(描き方)というのがあるのではないかと思ってしまっているし、身に染みてしまっている。それでは駄目なんだなぁ。
で、何の拍子か、たまにその呪縛から外れる瞬間があって、そういう時はやっぱりいつもより生きたものが描けていると思う。難しい。