千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

掛川旅行(2) 5/3 花鳥園(1)

南下して花鳥園へ。駅を超えた辺りから誰も歩いていない。車もほとんど通らず、ゴールデンウィークって何?という疑念が頭をよぎる。天気も良く、辺りは眩しい緑。ザ地方都市という風情。ザ地方都市に必須であるバカでかいパチンコ屋を超えるといよいよ花鳥園である。これまでの閑散っぷりな街とは裏腹に、駐車場いっぱいの車、車、車。いったいどこからわいて出たのであろうか。
良い施設、商売、ソリューションは多少の地の利の不利は関係ないということである証左であろうか。とにかく入ると、当然のようにすごい人であった。子供づれの家族が大半であります。
入ると、チケット買う前からフクロウ達の檻が登場。しかし昼なのでまるでやる気なし。

チケットを買い、より中に進入。チケット、フクロウ、売店のある建物からいったん外に出る。次の建物との間に池が2つ。いきなりペンギン先生と鴨師匠のお出迎えであります。きゃー、鴨ー!鴨が尻振ってるー!ぎゃーーー!

鴨師匠はさすが師匠だけあって、池からジャンプして上がり人間ゾーンへガーガーとやってくるが、ペンギンは上がれないらしく池をぐるぐる回ったり、石の上で日向ぼっこ。ペンギンの一匹がやたらと人によって来てぐるぐるぐるぐると営業活動に懸命であるので、我々はこいつを営業部長と名づけ、ちょっかいを出して遊んでいた。
ほどなくペンギン餌付けショー(うろ覚え)がはじまり、係りのお姉さんが池から3羽ばかりひっぱり上げる。ペンギンに餌をあげたい客どもは列をなして小魚の入ったバケツにならぶ。そして食わせまくられるペンギン。すぐ腹いっぱいになって餌に見向きしなくなるが、思いついたようにゴクンと食べる。すると喉につかえたらしく、だまって動かなくなってしまった。係りの人にだまってお腹をさすられるペンギン。こうなるとなんだかペンギンが気の毒だ。と思ったらまたパクパク食べて気がすんだら池に入って去ってしまった。営業部長は相変わらず池をぐるぐるしていた。
この池には鴨が30羽くらいとペンギン10羽くらいと黒鳥が2羽くらいいた。50円の餌で餌付けして楽しむことができる。手に乗せて近づけると、パクッとする。ただし、客が多いとみんな餌をやるので、腹いっぱいになってしまうためか、ちっとも食べない場合もある。黒鳥は近づいてくるクセに、餌をやろうと手を伸ばしたら怒ったりする。
つづく