千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

不思議描写力

手や指を描くのがあんまし上手くならなくてテンション下がる。そんな事思いながらヤンジャン嘘喰いを読む。この人、絵がうめーなー、描き方がトーン前提だなぁなんて思っていたら、手や指が意外にいい加減、ていうか「それアリか」という感じだったことに驚く。ああなるほどね、なんて思う。しかし一方で私が「それアリか」と思っているだけで、実は「それが良し」なのかもしれない。そもそも「実は」て何だ。なんて思いながらmixiコミティア80トピを眺めていたら、いかにも若そうな人の絵が上手だったりして、最近の小僧どもは絵が上手じゃのうなんて思う、最近32歳になった私。そういえばアイシールドの作者も最近の絵が上手い人の年齢が下がってて平成生まれだったりして驚いたそうな。上手い…絵…か…。と思ったところで、ふと思い出す、心の師匠、熊谷守一の「上手に絵を描こうなんて、おこがましいことです(うろおぼえ)」という言葉。やっぱり師匠最強です。