人類が消えた日 を読み終わり
- 作者: アラン・ワイズマン,鬼澤忍
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/05/09
- メディア: 単行本
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終盤が面白かった。でもそれは人類が消えた「日」というよりは、人類が消えた「遠い未来の日」の話なので、本書の趣旨とは微妙に違うのかもしれない。それは例えば、「テレビの電波が宇宙へ拡散し、何十億年経とうと、引き伸ばされたりはするだろうが永遠に残る」とか、そういう話。
子供の頃なんかは、当時の風潮なんかもあって「人類が消えたら地球にとってハッピー」「人間は地球にとって癌」なんて思ったりもしていたことがあったけど、人の手が入ることでバランスが保たれているところもあったりするわけだから、一概に言えないんですよね。なかなか物事単純にはいかないものだ。