千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

報告書大作戦

先日業務上の大ミスに気が付いて大慌てで土日を潰して復旧作業をしている私としては、是非黄教授を見習った報告書を書いて皆をアッと言わしめてやろうと検討しております。


1.ボクがテストした直後は確かに問題なかったんだよ。証拠はないけど。
2.誰かが実機を触ったんだよ。けしからんよね。
3.誰かの陰謀だよ。
4.失敗は部下の失態だからボクは被害者だよ。
5.検証するから待っててね。いつまで待ってもらうか判らないけど。
6.今回開発したモジュールのソース?誰かがうっかり削除してもうないよ。ドキュメント類もね。
7.前回までのモジュールのソース?誰かがうっかり削除してもうないよ。ドキュメント類もね。
8。そんなわけなんで、もう一回同じの作ってみるから。ものすごく難しいから成功しないかもしれないけど。


提出直後に私の経歴は輝かしいものになることは揺るぎのない、見事な報告書になること間違ありません。皆はその輝かしさに私を直視できなくなり、同時に私の過去の仕事を真剣な眼差しで確認し始めるのです。天晴。
惜しむべきは、作業ログとバックアップを残してしまっているばかりか、自分で失敗を名乗り出てしまった私の思慮の浅さです。一年後くらいに、それまでの一年間のデータに何の価値もなくなるような状態になってから、誰かが発見すべきでした。