千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

タヌキの森:安住の地追われるピンチに 東京・新宿

http://www.mainichi-msn.co.jp/photo/news/20060325k0000e040054000c.html

 高層ビルが林立する東京都新宿区の緑を残す住宅跡地に暮らし、地域住民の人気者となったタヌキたちが、安住の地を追われる危機に直面している。この土地に低層マンションが建設されることが決まったためで、住民側は緑を残そうと募金などの活動を始めた。だが、住民と開発業者の溝が埋まるめどは立たず、24日には、開発業者による樹木の伐採が始まった。

下落合みどりトラスト基金
http://www.jsc-com.net/shimoochiai/top.htm

新宿区は開発の波の中で、急速にみどりが失われました。その中でもわずかに落合地域だけは、みどりが残されています。おとめ山、野鳥の森公園、薬王院に連なる一帯は、新宿区が誇る美しい自然景観です。しかし今、その景観の一部が、失われようとしています。樹齢200年の楠、タヌキや猛禽類のツミなど野鳥がいまだに棲む自然豊かな庭園、570坪が取り壊され、30戸の長屋式住宅が建てられようとしています。
私たちは、おとめ山や野鳥の森公園を残した先人たちの努力に想いを馳せ、このみどりを残すために、昨年11月から、いろいろな手だてを試みました。おかげさまで、みなさまからの寄付も4月20日現在で2億3,500万円にも達しています。新宿区で支出が検討されている土地評価額分の5億4千万円とあわせて、なんとしても区に買い取ってもらい公園化するよう働きかけています。
わたしたちは、完全に公園化の可能性がなくなるまで活動をつづけてゆく方針です。引きつづき、当基金へのみなさまのご協力をお願いいたします。

はじまってしまったか…。ていうかウチのすぐ裏なのであまり他人事ではないこの話。業者の強引さが結構目立つだけになんとも。うーん。