かもめ食堂
早稲田松竹で公開していたので観る。改めて観ると一層面白い。そして初観の頃からの不可解な部分も一層気になって仕方が無くなる。ネタバレなのでとりあえず伏せます。
不可解な点というのは、雅子(もたいまさこ)の登場後からの妄想地味た展開です。
- 雅子の空港で紛失した荷物を巡る箇所が、やはり妄想なのではないかと思わざるを得ない。
- 夫に逃げられた奥さんが、夫に対して使用した藁人形が効いてしまっている。
- フィンランド人が上手に箸を使っていたような。
- サチエの財源も謎。
- トンミは初登場時は日本かぶれというよりは日本アニメかぶれ*4。これも不可解。
- ガッチャマンは何かを暗示しているのだろうか。
- 片桐ハイリの人の「目を瞑って指差したらフィンランドだった」件も嘘臭い。
- 最後、プールのおばはん全員がサチエに拍手は決定的かなぁ。
ざっと思い出せるだけの以上は全て妄想疑惑。というわけで、私の中で「かもめ食堂」は穏やかに狂っている映画*5という評価に落ち着き、より好きになりました。また観よう。