千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

ボニーピンクについて

私は徐々に氏の曲を聴かなくなり、同時に古いものばかり聴くようになり、氏の名を決定的に高名にした「A Perfect Sky」から決定的に聴かなくなった大勢の一人です。思えば氏の楽曲は「Blue Jam」から変遷を続け、「Just a Girl」は紆余曲折を経た前半期の頂点だと私は思います。この頃私は熱狂的と言っていい氏のファンであったのですが、以降、率直に言って「急激にJPOPっぽくなった」ため、私は聴かなくなりました。今は一番良く聴くのは「Daisy」だったり「Let go」であったりします。
しかし「変遷や変化が氏の持ち味であること」、「前半期はストイックすぎるため本人にとっては宜しくないだろうこと」、を考えると、これはこの状況は歓迎することなのだろうと思います。テレビで女優タレントに「姉さん(うろおぼえ)」と言われる氏を見ると、すっかり私とは道が別れてしまった旧友を見るような、感慨深いものがあります。下は、narinari.comの約一年前の記事です。

CM曲で大ブレイク、BONNIE PINKインタビュー。
http://www.narinari.com/Nd/2006086345.html
「私の最近の曲は、ポップな作りのものが多いけど、そのポップ感とリスナーとの感覚がこの曲で結びついたような気がする」

残念ながら私の感覚とは離れてしまったため、当分購入はしないと思いますが、これからも陰ながら応援したいと思います。



しかし33歳だったとは。一個上だったのか。