千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

へうげもの(8)と今週話(超ネタバレあり)

8巻はもー無茶苦茶だな(笑)
でもこの作品には、「まだまだ、こんなもんじゃないはずだ!まだ無茶できるはずだ!」と期待が更に高まる。
どうでもいいけど、「花の慶次」って「へうげもの」にくらべてかぶいてないよな。
そして今週の「へうげもの」はすげー。序盤は興奮し、中盤は涙し、最後は感動すべきところなのにアオリで笑った。以降ネタバレ。








今週の宗匠(千利休)はすばらしい。どんだけわび数奇ラブなのか。どんだけ古織ラブなのか。

  • いきなり茶碗を投げ割るシーンから。「わび数奇」の神の最後の登場の話の冒頭が茶碗を投げ割るシーン。凄い。
  • 古織がなんかもじゃもじゃ喋るのを遮り、古織を「秀吉の犬」と言い、逆上させる。
  • 「逆上させるのは自分を思ってこそに違いない!」と思う古織。しかしそんな浅いものではなかった。
  • 切腹しようと試みるも、壁が邪魔で切れない宗匠。宗匠、壁に逆切れ。
  • それを見て大笑いの古織。
  • 「それこそがあなた様です。お忘れなきよう」と微笑む宗匠。
  • 茶碗を割る下り、恐らくその前からここまでの一連の行動は、宗匠が古織にこれを言いたいがためのものだったに違いない!なんて、なんて男だ、宗匠。
  • 宗匠の首を抱えて廊下を歩く古織に、見開き4ページ(?)にわたって頭を垂れる人々。垂れる相手は宗匠か、古織か。
  • そして厳しい顔で立つ古織。感動的だ!でもそのアオリに「Bo∞onへうげもの(お花で装飾)」はねーよ。ぶひゃひゃひゃひゃ。(ていうか意味わからない。スペル見誤ったかも)(追記:BO∞ORNで、お花は無かった。星は一個あったけど)