千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

SQの雷句誠の読み切り(Class Room)が素敵(ややネタバレ)

ややネタバレ

  • 主導権を握っている奴が非常に正しく独善的で上から目線で押しかけ扇動的でそれでいて勿論狂っていて素敵。
  • 狂った理論と傍迷惑な信条から繰り出されるワンツーが怖くて素敵。
    • 幼少の頃、日野日出志「毒虫小僧がやってきた」が怖くてたまらなかった私には特に怖い。素敵。
  • 主導権を握っている奴の問い、「句読点の役割は?」への回答の意味が分からなくて素敵。
  • 主導権を握っている奴の問い、「句読点の役割は?」への回答の意味が分からないのだけど、それまで続いていた恐怖攻撃が止んだため、「なんかまともっぽい」と思えてしまうのが、詐欺師とか新興宗教の洗脳プロセスで素敵。
  • 主導権を握っている奴の「句読点の役割は?」に秘めた"知性"へのストーカー的な思いというか幻想が滅茶苦茶で素敵。
    • まぁ、私と雷句先生の見解の相違といえばそれまでなんだけど、私は"知性"にそこまでロマン溢れる見方はしないので。
  • 主導権を握っている奴の「句読点の役割は?」に秘めた"知性"へのストーカー的な思いというか幻想が滅茶苦茶なんだけど、まぁ相手は我々と違うアレなわけで、そうなると価値観もものの考え方も違うので、彼らにとっては彼らの価値観にベストフィットなんだろうなーと思うと、理不尽なのも致し方ない。そして理不尽なものは理不尽なものだ!
  • 「雷句先生、"。"は近代になって成立したものですよ」というツッコミも空しく響く。だって狂ってるんだもん。そこが私が思う最も素敵だと思う点。価値観とか意味とか思惑とか真意とか関係ない!関係ないのだ!主導権を握られた時点で黒も白になる!そういう話だ!


以上、よろしくお願い致します。