大山先生の棋譜を並べる(2)
No.61 大山対米長
- 三間飛車対居飛車急戦。
- 米長先生の急戦は近年指されなくなったとされる右銀によるナナメ棒銀風で驚き。
- 引き角の急戦でもあった。ふじー先生の本に対引き角書いてあったな…後で読もう。
- 大山先生の歩垂らしに怒って桂馬を跳ね、7四歩で桂馬を狙われるという、教科書通りの展開。
- …だけど、自分がやられると桂馬跳ねられたら焦っちゃって暴発してしまうんだなぁ。
- 角頭攻めされて角を引く。この、角頭攻めで角を引くのか6五歩とし上を目指すかは、いまだにやっぱり分からない。本譜で引くのは保守的な考え方と大山先生。へー。
- 米長先生の攻めのちらつかせに対して飛車をフリフリして応ずる大山先生。
- 引き角されて8筋へ。銀を繰り出されて7筋へ。
- 振り飛車は攻められる筋に飛車を振る、というのも教科書通りの展開。これ、個人的には手損感があって微妙だと思っていたのですが、大山先生がフリフリしてるわけだから、それでも有効ということなんだろうな。私もフリフリすることにしよう。
- 入玉を阻止する大山先生。プロなら別として、素人は入玉はするも怖い、されるも怖い。落ち着いた方が勝ちですなー。
- ところで大山先生の自戦記は面白いですね。自戦記はボチボチ読んでますが、何が違うんだろう。