千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

盗用問題は本当にしょうもない。

しょうもないけど重要なんだよね。
ところで、「じ、実は私も盗用してました!」と勝手に『自白』する作家が出てきて、でも、どうみても盗用じゃない場合はどうなるんでしょうかね。「それはね、インスパイアされたとか影響を受けたと言うんだよ。」となったとしても、でもその作家は「いや、絶対盗作したんです!ごめんなさい!この罪は死んでお詫びを」とか譲らないとどうなるの?またはその逆は?そして、そういうところで著作権論争というのは終わりの見えないラビリンスに状態してるんでわないのけ?つうわけで、やっぱ著作権というのが現代に合ってないんだと思うわけですね。その合っていない法で判例をバンバン出すもんだから、歪は大きくなる一方で。
いや、僕は法はまるで知りませんけどね。ただの皮膚感覚で言ってますけど、法の範囲内なら何やってもいいの?外れたらどんなことでも駄目なの?という、基本的なところ疑問にいっちゃうなぁ。ていうか特許はまだともかく、「オリジナリティの著作権」(←造語かな)って、個人的にププー!て感じなんですけど。オリジナリティだって!?思うのは勝手だしそれは素晴らしいけど、口に出して言うか!?みたいな。『自分探し』と同じくらいの気恥ずかしさを覚えます。恥ずかしい!君達、死ぬまで世界最古の絵は何かを言い争ってなさい、と言いたい。(君達って誰だ?)

まぁこれはかなり極論だけど、そう思うわけですなぁ。

あ、あれだ、参考文献を巻末につけるとか。それも、何が何にひかっかるか分かったもんじゃないから、もう手当たり次第。コミックス本編300pに、参考文献10000p。イカス。イカさねえよ。

追記!

漫画作家にとって重要なことってなんでしょうかね。個性(オリジナリティ??)を出すこと?唯一絶対的な何かを生み出すこと??それは芸術家であったり、ごく一部の大天才の使命ではあるかもしれませんが、漫画作家にとって重要なのは、エンターテイメントすることなのではないでしょうか。例えば、「ここでスラムダンクをコピー(←トレースどころではなく)してコラした方が話が面白くなる!」と思ったなら、迷わずやるべきだと思います。まぁそれで面白くなるようなことは無いでしょうし、あまりにわざとらしかったりすると読者がひいてしまって面白いとは思えなくなりますけどね。