千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

消化できない日々

色々やりたいことがあります。しかし、毎日javaの様な言語ばかり触っていて何もできていません。ヤン提督は言いました。「早く退役して歴史研究に没頭したい。」

  • べしゃり暮らしについて:ネットで話題の今号の赤マルジャンプ。森田先生のだけ読みました。これは面白いです。当初の主人公の痛さ、親父の無駄な陰気臭さが解消(解決?)され、素晴らしい一本だったと思います。私は親父の無駄な陰気臭さが本当に駄目で、親がお笑いに反対するスタンスなのであれば、むしろ校長が主人公の父親の方が馬鹿で素敵だったと思います。
  • アイシールドについて:あまり言うことありません。最近の展開は素晴らしいです。5秒1をここで持ってくるかという。当然コミックスを最初から読み直しました。
  • リズム天国について:やはりスペースチャンネル5という存在は奇跡だったのではないかと思います。これも面白いですが、スペースチャンネルと違い、あくまでリズム感を「テストされる」ゲームです。当然スペースチャンネル5を再プレイしてしまいました。私はパイン(ドカーン)です。
  • 漫画について:手塚賞を狙う友人の下書きをチェックさせて頂きましたが、「気を抜いたな」という印象でございました。非常に勿体無いです。最近、漫画は、「いかに読者に期待させ、いかにその期待に沿わせ、そして意外性を出すか」、特にこの「期待させる」というのが重要なのではないかと思い始めています。板垣先生の「予想は裏切り、期待は裏切らない」でしたっけ。そのようなものです。あたりまえですが、まず期待(面白そうかも/どうなるんだ?/こういう話かな?)させないとどうにもなりません。期待させるには、期待してもらう必要がありますので、何を期待させるかを意識する必要があるでしょう。ただし、読者は何に期待するか/期待したいかは解りません。ある程度は誘導できますが、できるとは限りません。非常に難しいことです。

…そういう意味で、例えば「ゲド戦記」、これ観てませんけど、消費者は相当「期待」したはずですので、ある意味勝ちではないかなと思います。ただその勝利は作品によるものではなくブランドによるもので、そして勝利者は原作者でも監督でもなく鈴木P氏です。そして長期的な勝利に繋がるかは解りません。そもそも、彼が長期的な勝利を必要としているかは解りません。
ここで私は、私はもしかしたら漫画の1ページ目だけを延々書いていればそれで満足してしまうのではないかと思い始めました。それではまったく駄目なんですけれども。


コンパイルの合間に「ザ・ナインプラネッツ(http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/)」を読んでいたせいか、少しおかしな文章になってしまったようです。