千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

ポーニョポニョポニョ

破壊屋さんの掲示板で「ポニョ、そして千と千尋はアンチクライマックスな構成」と指摘がありました。アンチっていうか、「再後半で最大の盛り上がりが来ない」というくらいの意味だと思うんですけど、これは「なるほど!」と思いました。確かに前半のポニョが爆走するシーンに比べると後半はいたって普通の展開。ポンポン船の件も、ほとんど等身大の冒険で、盛り上がるっていうほど盛り上がるわけではなく(展開的に、洪水カーチェイス、ポニョ襲来、津波と来て、ポンポン船でクルージング、だもんなー)、最後のソースケの決断も、伝説の空中都市が崩壊するわけでも、感動的な人命救助の末、大喝采でトランポリン(?)に降りてくるわけでも無し。千と千尋も、静かに電車乗るだけだっけ?静かな幕引き。
こういう感覚、結構好きなんですけど、感じ方って違うもんですね。
これを読んだときに近い感覚だ→http://portal.nifty.com/2008/04/03/b/