千切っては投げ

かつてはテキストや漫画読み、漫画描き。今はほとんど将棋です。

30代が見るとなつかしいビデオ

おもしろマニアックスかどっかで表題の様なエントリのビデオをちら見。仮面ライダースーパー1が流れて「うわ懐かしい」と感慨にふけっていると、『緑の地球を守るため』なる歌詞が。つまり当時は悪の組織を潰せば、悪いやつが居なくなれば、悪が撲滅されれば、緑の地球が守れるとの認識が何とな〜くあったんだろうなぁ。あったような気がするし。翻って、今だと「何が撲滅」されれば緑の地球は守れるんでしょうか。と考えると、なんとも微妙な感じです。「緑の地球を守る悪」なんてのあっても良さそうです。自然環境を守る悪。悪を何かの単語と入れ替えると香ばしい感じです。強いて言えば、馬鹿が撲滅されれば、緑の地球は守れるのではないでしょうか。この場合、馬鹿を撲滅するために地球の緑を後退させるようなやり方は馬鹿なので駄目です。こうして世の中は馬鹿排除法という法律が施行されるのですが、そこに「どういうわけか結果的に緑の地球を守れる馬鹿」が登場し、事態はよりいっそう深刻に。更に「馬鹿を撲滅させる馬鹿」が「馬鹿は死ぬべきだよなぁァァァァ〜〜!?」とヒロヒコ・アラキ調の絵柄で絶叫しつつ登場し、世の中が複雑になるのでした。


「環境破壊と見なせば手当たり次第攻撃するが、その攻撃によって環境破壊を起こす敵」というのは実に狂っていて良いと思います。既にありそうですが。

  • パターン1)行為後、後悔する
    • 登山中にポイ捨てする男を見る→「てめぇぇぇ何してやがんだァァァ!!!」→ドッグォォオオン→ポイ捨て男もろとも山全焼→「またやっちまったァァァ!オオーン(泣く)」
  • パターン2)行為後、後悔しない
    • 汚水を流す工場を発見→「てめぇぇぇ何してやがんだァァァ!!!」→ドッグォォオオン→汚水どころか有毒ガスまで辺りに洩れる結果に→「…今のは…しょうがないな。…汚水は…見逃せねえもんなァァァ。うんうん。」